仕様と根拠
行の扱い
W3C の Model for Tabular Data が dialect として定める skipRows(先頭で読み飛ばす行数)・headerRowCount(見出しの行数)・commentPrefix(コメント行の印)の考え方を使います。先頭の行を読み飛ばし、コメント行を除き、続く指定の行数を見出し、残りをデータとして RFC 4180 の 2 節の読み方で扱います。
見出しの連結
列ごとに、見出し行の値を上から順につなぎます。空欄は除き、直前と同じ値が続くときは 1 つにまとめます。結合セルの設定を選ぶと、見出し行の空欄は左隣の値で埋めてからつなぎます。連結後に空になった列は「列 N」、重複した名前は警告にします。
根拠にした仕様・資料
| 仕様・資料 | 確認日 | 使った箇所 |
|---|---|---|
| Model for Tabular Data and Metadata on the Web(W3C) | 2026年10月29日 | 8 節の解析のフラグ: skipRows(先頭で読み飛ばす行数・既定 0)・headerRowCount(見出しの行数・既定 1)・commentPrefix(コメント行の印・既定なし) |
| RFC 4180 Common Format and MIME Type for Comma-Separated Values (CSV) Files | 2026年10月29日 | 2 節の 3(見出しの行)・4(各行の値の数)・5〜7(二重引用符) |
指摘の段階
- エラー: 仕様に反していて、正しく読めない・処理できない入力です。
- 警告: 読めるものの、仕様の推奨に反する・矛盾する・意図と違う結果になりやすい入力です。
- 情報: 誤りではありませんが、知っておくとよい扱い(読み飛ばした部分や解釈)です。
入力の扱い(送信しない仕組み)
処理はすべてお使いのブラウザの中で行います。処理の本体はこのサイトから配信する小さなスクリプト(/app.js)で、外部のサービスやライブラリを読み込みません。ページはブラウザに通信を禁止させる設定(Content-Security-Policy の connect-src)つきで配信しており、入力した内容がサーバーや第三者へ送られることはありません。ファイルを選んだ場合も、端末の中で読み込むだけです。
このツールでできないこと(制約)
- 空の行は読み込み時に無視します。空の行を行数として数える場合は、その分を引いた数を指定してください。
- データ行の値の数が見出しの列数と違うときは、足りない値を空欄にし、はみ出した値は出力しません。
- 縦に結合されたセル(上の行の値を下に引き継ぐデータ)は補いません。見出しの横方向の空欄だけが対象です。
- ファイルは UTF-8 として読みます。Shift_JIS の CSV は文字化けするため、UTF-8 で保存し直してから使います。
ご利用にあたって
- 見出しの連結の規則(空欄を除く・直前と同じ値をまとめる・左の値で埋める)は、このツールの定義です。取り込み先の期待する見出しと一致するか確認してください。
- 大きなファイルはお使いの端末の性能によって処理に時間がかかることがあります。